どうも、シンガポールにおいでよ活動をしているおいでよシンガポールことおいシンです!今回は「そもそもシンガポールってどんな国?」をテーマに記事を書いていくよ〜!ながーくなりそうなので全2回です。

1. シンガポールの基本情報

2. シンガポールができるまで

(おまけ)本の紹介

1. シンガポールの基本情報

国名:シンガポール共和国(英:Republic of Singapore、マレー:リプブリク・スィンガプラ、中:新加坡共和国、タミル:சிங்கப்பூர் குடியரச)

設立:1965年8月9日

国語:マレー語

公用語:英語、中国語(福建語、広東語、マンダリン)、マレー語、タミル語

国土:728.6 km²

人口:約569万人(うちシンガポール人・永住者は404万人)※2020年

民族:中華系76%、マレー系15%、インド系7.5%(2019年6月)

宗教:仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンドゥー教

多民族国家であり近代国家でもあるシンガポールは世界で最も安全な国としても有名だよね!おいシンの体感だけどバッグをレストランの席に置いたまま席を離れる人も見たことがあるし、夜道も日本より安全だと思う。もちろん治安が悪いってエリアはあるから注意は必要。

2. シンガポールができるまで

今では国際的な金融都市として有名な「シンガポール」いつからシンガポールって呼ばれるようになったんだろう?一番古い文献は3世紀頃の中国の文献だそう。その文献には「Pu-luo-chung(婆羅洲)」とあり、「半島の先端にある街」を意味していました。うん、そのまま!そしてその後は「テマセック(海の街)」と呼ばれ漁村として様々な国の船が寄港し賑わっていたんだって。14世紀頃は海賊も多くいたようで、パイレーツオブカリビアンにもシンガポール海賊でてくるよね〜(ちなみにカリブの海賊時代は16世紀)また、この頃に「シンガプーラ」という名前が定着してきており、由来には諸説があるけれどシンガポールの伝説として語られている内容はこんな感じ。

シュリーヴィジャヤ王国の王子、サン・ニラ・ウタマが1299年にシンガポールに寄港し狩りをしていると『黒い頭・オレンジの身体・白い胸』をもつ動物に出会います。彼の側近が「あれはライオンのようですね」と言いましたがシンガポールにライオンはおらず、彼の見間違いでした。それでは一体なんだったのか?トラではないかとも言われましたがウタマはトラのことをよく知っており、その可能性も薄いのです。これをきっかけにウタマはテマセックと呼ばれていたシンガポールをサンスクリット語で「ライオンの街」を意味する「「Singapura(シンガプーラ)」と名づけました。その後、彼は48年間シンガプーラを統治しBukit Larangan(現在のFort Canning Hill)の頂上に宮殿を建てました。このBukit Laranganはヒンドゥー教や仏教では聖地・王宮などどされていたので、彼自身が神であるかのように人々に示したかったのではないのか、とも言われているそうです。ウタマの死後は4人(文献によっては5人)の古代シンガプーラ王に統治され貿易港として栄えました。

上記はただの伝承に過ぎないとも言われており、現代のような近代国家が築かれるきっかけとなったのがあの“ラッフルズ卿”の登場です。

19世紀頃はマレー諸島の貿易の多くはオランダが独占しており、他のヨーロッパ諸国はジャワ島のバタビアのみ貿易を許可されていました。特にイギリスは中国と貿易をしており、途中マレー諸島を通過しなければなりませんでした。バタビアに立ち寄るたびに高い通行料を支払わなければならず、どうすれば良いかと頭を悩ませていたわけなんだよね。さあ、ここで出てくるのが”あの人”だよ!

1819年1月28日、当時スマトラ島にあるBencoolenの副総督であったラッフルズ卿がシンガポールに上陸。湿地に覆われたこの島が将来有望な貿易地になると踏み、シンガポールを交易拠点として整備しました。当時、島には中国人やマレー人、オランラウト族(海のジプシー)など1,000人が住んでいたそう。シンガポールが拠点となることでバタビアに寄ることも無くなりました。しかしオランダが黙ってはいません。この時、当時マレー半島南部を支配していたジョホール王国に行商をするために街の建設を許可されただけで、完全にイギリス植民地となったわけではありませんでした。そこに目をつけたオランダはラッフルズ卿の所属していた「東インド会社」にクレームを入れました。元々ラッフルズ卿はトラブルメーカーだったそうで、彼の行動にイギリス政府も怒っていました。ただ、ラッフルズ卿は相当な頑固者でもあり、絶対譲らないマン。結局、正式にジョホール王国からシンガポールを割譲されたことがきっかけでオランダが折れることに。すごいなラッフルズ卿。

ここからシンガポールは繁栄をしていくわけだけど、細かくなるので大まかな建国の流れはここまで。この後様々な人種が住むシンガポールですったもんだありすぎだからね。

<<本の紹介>>

今回の記事を書くにあたってシンガポール観光局のページとこの本を主に参考にしてるよ!

Secret of Singapore

見てわかる通り子ども向けの本です!笑 でもこれ、かなり詳しく書かれているかつ英語が子ども向けなのでわかりやすい・・・!今後、このシリーズを参考文献として出すこと増えそう。ちなみに中身はこんな感じで白黒。

本屋さんでは対象年齢が7歳以上12歳以下のコーナーに置いてあったのでお子さんの英語の勉強にもいいかも。ちょいちょいシングリッシュ、マレー語、インドネシア語が混ざってるけど(笑)

次回は「シンガポールの気候」「シンガポールの食文化」について!